非常に静かなPerl6の誕生日
15年を経て、ついに・・・
さて、Perl6なんて知らない人は知らないだろうけど、簡単に言うと、「次のクリスマスには出るぞ!」と言われつつ、あっという間に数年が過ぎ、「次のクリスマスには・・・」というのが半ばジョークと化していたプログラム言語のこと。
ちなみにぼくはPerlが大好きなので、決してPerlを悪く言っているわけではありません、と一応言っておく。
「今年は本当に出る!」といううわさを聞いて、12月25日の数日前からちょくちょくPerl6の公式サイトをチェックして過ごし、25日当日になってもなかなかサイトに変化がないもんだから、「まさか今年も・・・」と心配していたところに、ついにPerl6の正式リリースがアナウンス。うれしさよりもホッとした感が強かった気がする。
まさかこんなに静かだとは・・・
これはぼくの勝手な思い込みなんだけど、これだけ長い時間待ってのリリースだから、きっとあの公式サイトがクリスマス模様になって、「Happy Birthday, Perl6!」なんて派手にやるんだろうと思っていた。あまりにも静かなもんだから、もう日付が26日に変わろうという時になって、やっと公式サイトからリンクされているブログ記事が更新されているのを発見。いや、もう、今年も間に合わなかったかと思った。
昨日書いた中国の田舎のクリスマスよりずっと静かだったよ・・・
とにかくPerl6のこれからに期待!
で、そのブログ記事のおおまかな内容はこんな感じ:
- Perl6にはすばらしい機能がいっぱい!
- とはいえ、まだ出たばっかりだから、不具合があるかもよ
- 速度や安定性、ポータビリティーもこれから改善する予定
- 大事なのは、仕様が固まったこと。今後はコロコロ変わらないよ!
今回のリリースは12万以上のテストケースにパスしているとのこと。
Perl6に関わった皆さん、ありがとうございました!